ブログ運営

ブログやサイト運営で土日・祝日のアクセス数は減る?アクセスが増える記事の種類は?

2020年6月4日

  1. HOME >
  2. ブログ運営 >

ブログやサイト運営で土日・祝日のアクセス数は減る?アクセスが増える記事の種類は?

2020年6月4日

ブログやWEBサイトを運営する上で、1日のアクセス数(PV)は重要です。できれば毎日コンスタントにユーザー数が伸びれば理想的なのですが、「平日に比べて、土日・祝日のアクセス数が一気に減ってしまう」と感じる人は少なくありません。
今回は、土日祝にアクセスが減りがちな理由と、その対策についてご紹介します。

土日・祝日のアクセス数(PV)は平日に比べて少ない?

さまざまなメディアやブログの記事を見ると、「月間10万PV超え」「月間1万PV達成」といった表記を見ることがあります。
ただ、いろいろなWEBサイトやブログを運営しているWEBプロデューサーやディレクターに話を聞くと「土日祝のアクセス数が低くなる」という事例が少なくないんです。

平日のアクセス数 > 土日祝のアクセス数

ご存知の方も多いとは思いますが、WEBサイトやブログのアクセスを計測するには、基本的に「Googleアナリティクス」というサイト分析ツールを使います。(Gmailのアカウントがあれば無料で利用できます)
「平日に比べて、土日や祝日はアクセス数が少なくなる」というのは、どのような内容のWEBサイト・ブログでも起こり得ることで、それほど心配することはありません。

ですが、月間のPV数をアップさせようと考えると、どうしても気になるし、悩んでしまいますよね。土日祝のアクセス数減少の理由については、しっかりと把握しておく必要があります。

土日・祝日のアクセスが少ないとどうなる?

1カ月の日数は、2月を除いて30日もしくは31日です。
「月間10万PV」「月間1万PV」といった数字を目指す場合に、1日平均だとどれくらいのアクセス数が必要になるでしょうか。

1カ月に必要なアクセス数

月間PV 1日あたりの目標PV
100,000PV 3,333PV以上
10,000PV 333PV以上

*1カ月を30日としてカウント

以上は理想的なアクセス数です。
ところが、土日祝に関しては30%(場合によっては50%)以上アクセスが落ちてしまう、というケースも珍しくありません。
もし、土日(2日×4週=8日)のアクセスが50%程度だった場合は......、

土日祝が50%の場合のアクセス数

月間の目標PV 合計PV
100,000PV 86,666PV
10,000PV 8,666PV

*1カ月を30日としてカウント、計算結果は四捨五入

上記の通り、月間トータルで考えると、合計PV数が15%ほど減ってしまいます

細かい計算は省きますが、目標とするPV数に届くためには、平日に+15〜20%程度のアクセス数を目指す必要が出てきます。

土日や祝日のPV数が減少する理由は?

一般的には「平日の方が、WEB検索を行う機会が多い」と言われています。

平日に検索されやすい事柄

・通勤中の検索・情報閲覧(ニュース、エンタメ)
・ビジネス目的の利用

仕事の合間に「Windowsの機能について検索する」「他社の事業について調べる」といった経験は、だれしもあるかと思います。(僕もついついYahoo!ニュースを見てしまいます)
反面、土日・祝日はイベントやレジャー、外食など、家族や友達と遊びにいく機会がたくさんありますよね。
どうしてもWEB検索の絶対量が少なくなってしまうため、「PV数が減少する傾向が高い」と言われています。
個人ブログよりも、企業サイトの方がこうした傾向が強いです。

平日と土日祝、それぞれのユーザーの特性は?

これも一般論なのですが、平日の場合は「必要な情報だけを調べる」というユーザーの方が多い傾向にあるため、サイトの平均滞在時間は短くなる傾向にあります。
土日祝の場合は「趣味・娯楽」に関する事柄が検索されやすい(自分の趣味や興味に合う記事を、じっくりと読みたいという人が平日よりも増える)ため、平均滞在時間は平日よりも長くなるようです。

土日・祝日でもPV数が減りにくいケースは?

グルメやレジャー、旅行、アウトドアなど、土日に行いそうな行動に近い内容を投稿すると、検索が上がる可能性があります。
また、恋愛系の記事なども、土日にアクセス数が伸びることがあるようです。
また、土日に特化したテーマの記事も、検索されやすいと言えます。一例としては「土日 引っ越し」「土日 ATM 引き出し」「土日 アルバイト」といった内容です。

土日・祝日に投稿したい記事

・グルメ情報(飲食店)
・レジャー(おすすめスポット)
・旅行
・アウトドア
・恋愛、人間関係
・土日に関連する情報(土日にできるアルバイト etc.)

まとめ

土日は、平日と比べてユーザー層も異なります。
アクセスを増やしたい場合、できればそれぞれのユーザーに特化した記事を上げた方が望ましいです。
ただし、極端に平日のユーザーが多いケースなどでは、無理に土日祝のユーザーを狙うよりも平日に特化した内容にする、というのもひとつの手ですね。
一番大事なのは、「掲載している情報が、ユーザーとマッチしているか」です。
アクセス増を目指し、素敵なサイト&ブログ運営を目指していきたいですね。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
Atsushi Yamada

Atsushi Yamada

写真家。ときどきディレクターもやってます。 ワーホリ渡豪、20代で出版社立ち上げてフリーに。 英会話は日常会話レベル。都内の自社スタジオに棲息。 ブログでは写真や文章、クリエイティブ全般について語ってます。

よく読まれている人気記事

1

写真を撮ってメシを食う人のことをかつては「カメラマン」と呼んでいましたが、最近は「写真家」や「フォトグラファー」という呼び方も増えています。 正直どう違うの?という方のために、フォトグラファーという呼 ...

2

雑誌やムック、カタログなどの本をつくるためには、テーマやコーナー企画の立案以外にも、さまざまな準備が必要です。中でも、重要な設計図となるのが「台割(台割り・だいわり)」と呼ばれるもの。 今回は、紙媒体 ...

3

フリーランスとして生きていく上で「専門分野を極めるべき」あるいは「複数のスキルを持った方がいい」という両方の意見があります。はたしてどちらが正しいのでしょうか?実体験を交えながら、意見を述べてみたいと ...

4

みなさんは「パーマセル」って聞いたことありますか? プロの撮影現場ではほとんどの人が持っている、とても身近な道具なのですが一般的にはほとんど知られていません。 ちょっと高いけど、ものすごく便利なので一 ...

-ブログ運営

© 2024 Atsushi Photolog Powered by AFFINGER5