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撮影中によくかかる洋楽ヒットソング14曲【2020年版】

2020年6月26日

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撮影中によくかかる洋楽ヒットソング14曲【2020年版】

2020年6月26日

最近、サブスクリプションと呼ばれる定額制の音楽サービスやYouTubeでの視聴が普及したことで、ヒットソングが以前より身近になった気がします。「撮影中にヘビロテでかかってるけど、この曲名なんだっけな~」と気になる曲たちを紹介します。

「Shape of You」

Ed Sheeran

エド・シーランは精神的な愛を歌った楽曲が多いですが、「Shape of You」に関しては肉体的な愛をテーマにした、ちょっとだけエロティックな歌詞になっています。曲だけ聴くとエドの歌声が心地良くスルッと耳に入ってきますが、歌詞を照らし合わせて聴くと、また違った感情になるかもしれません。MVはシアトルを舞台に、元力士の山本山龍太らも出演しており、歌詞とは異なる世界観で表現されています。
タイトルのShape of Youは直訳すると「君の形」です。これはいわゆる「君の(体)の形」という意味があり、「I’m in love with the shape of you」「I'm in love with your body」の歌詞の通り、フィジカルで扇情的な表現だということがわかります。

「I Don't Care」

Ed Sheeran & Justin Bieber

エド・シーランとジャスティン・ビーバーのコラボ曲である「I Don't Care」は、2019年にリリースされました。洋楽好きならほとんどの人が知っていると言えるほど、日本でも人気の高い二人です。
ジャスティンとのコラボということでも注目された同曲は、日本語に訳すと「気にしない」という意味になります。
エドらしくストレートなラブソングになっており、ポップな曲調がとても心地良い気分にさせてくれます。
ジャスティンの甘い歌声も聴きごたえばっちり。どんなに騒がしいパーティーの中でも「君がいれば別にいい」。「When I'm with my baby(君と一緒ならね)」という歌詞には、心が震えます。
MVは映像バージョンとリリックバージョンの2パターンが公開されています。

「Something Just Like This」

The Chainsmokers & Coldplay

チェインスモーカーとの最強コラボである「Something Just Like This」は、2017年2月にリリース。曲を聴いただけで胸が熱くなるような、優しいメロディーがとても心に残ります。MVはリリース日にVEVOチャンネルで公開されましたが、再生回数は億単位という驚きの回数を記録しています。日本版のMVには小松菜奈さんと桐本幸輝さんが出演していますので、海外版と見比べてみると面白いかもしれません。
歌詞には、子供の頃憧れたであろうスパイダーマンやバットマンなど、いろんなヒーローが登場します。そして、彼女の存在。子供の頃になりたかったヒーローのように彼女(好きな子)の前でも理想の自分でいたい。そんな男性の気持ちが描かれています。
個人的に大好きな一曲ですね。

「Rockabye」

Clean Bandit feat. Sean Paul & Anne-Marie

エレクトロポップが一度聴くと耳に残る「Rockabye」は、2016年10月にリリースされました。
クリーン・バンディットといえばEDMやクラブミュージック要素が強いのが印象的で、今も変わらず人気がある曲です。
日本でもさまざまなフェスに登場しているので、一度は聴いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
UKチャートでは9週連続で1位を獲得しており、イギリス出身のアーティストが9週連続で1位を獲得するのは23年振りだそう。
「Rockabye」というタイトルの意味は造語(Rock+lullaby)で「子守唄」を意味し、シングルマザーへ捧げる楽曲です。歌詞にも「For all the single mons out there」というフレーズが入っており、シングルマザーに寄り添い応援する気持ちが分かります。

「Don't wanna know」

Maroon 5

一度聞くと耳から離れないMaroon5のDon't Wanna Knowは、2016年10月12日に発表されました。
同時にミュージック・ビデオも公開され、メンバーが虫のコスチュームをしているのが面白おかしく、とても印象に残ります。(当時話題になったスマホゲーム「ポケモンGO」のパロディです)
この曲の魅力は、なんといってもゲストにケンドリック・ラマーを迎えているところでしょう。ケンドリックはコンプトン出身のラッパーで、ヒップホップ界においてはトップMCとして活躍しています。一見するとMaroon5とはミスマッチに思えるこの組み合わせですが、意外にも良い味を出してしっかりと成り立っているため、初めて聴いても違和感なくすんなり耳に入ってきます。
そして、注目してほしいのが元カノを忘れられない切ない男心を歌った歌詞です。ひと言でいうと未練たらたらの女々しい内容でもあるのですが、皆も一度は経験したことがある心情の描写が、聴き手の心をグッと掴んでくれます。

「Girls Like You」

Maroon 5 ft. Cardi B

もともとはアルバム「Red Pill Blues」(2017)に収録されていた曲で、2018年6月にリリースされたのがCardi Bをフィーチャリングに迎えたリミックス版です。過去に聴いたことがある人には、また違った雰囲気の曲に新鮮だったのではないでしょうか。ラップが入ることで、ガラリと世界観が変わっています。
MVには、Cardi Bだけでなくさまざまな女性が登場しています。最後にはアダム・レヴィーン(Maroon5のボーカル)の奥さんと愛娘も登場し、ハッピーなエンディングを迎えます。
見ているだけで元気になるような、パワーを貰える楽曲です。
歌詞の内容は本来の「Girls Line You」とは少しイメージが違いますが、そういった違いもリミックス版の魅力になっています。ぜひ聴き比べてみてください。

「Moves Like Jagger」

Maroon 5 ft. Christina Aguilera

サビの「Move like Jagger」が印象的なこの曲は、2011年6月にリリースされました。
タイトルは、「Move like Jagger」。クリスティーナ・アギレラとのコラボで、タイトルと歌詞にある「ジャガー」は、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーを指しています。
MVにもミックが多く登場しており、「昔風」の映像がまるで過去にワープしたような気分にさせてくれます。ダンスナンバーがとても楽しくなる楽曲です。Billboard Hot 100初登場で8位、3ヶ月後にはチャート1位を獲得しました。
曲だけ聴くとワクワク心躍るようなナンバーですが、歌詞を見るとセクシーな表現が散りばめられており、和訳を見ながら聴くとドキドキさせられるかもしれません。

「Love Story」

Taylor Swift

近年のテイラー・スウィフトとは印象が異なる「Love Story」。当時のテイラーはカントリーミュージックの印象が強く、今のようなダンスミュージックやロックテイストの曲はありませんでした。
「Love Story」もジャンル的にはカントリー・ポップに分類されるナンバーで、シングルとしてリリースされたあと、2ndアルバム「Fearless」に収録されました。
ロミオとジュリエットが登場する甘い歌詞は「初恋」や「運命の人」を彷彿させ、MVでもテイラーがまるでお姫さまのようなドレスを着て登場します。
テイラーのMVは毎回ドラマ仕立てで惹き込まれますが、Love Storyもまたキュンと甘い気持ちにさせてくれるでしょう。

「Shake It Off」

Taylor Swift

これまでのテイラー・スウィフトにはない、新しいテイストの楽曲です。「Shake It Off」というタイトルのとおり、思わず踊りだしたくなります。リリースは、2014年。8月に配信リリースされ、翌月9月にCDとしてリリースされました。
テイラーにとっては32枚目のシングルで、アルバム「1989」にも収録されています。
MVでは、バレエやブレイクダンス、レゲエダンス、チアなど、いろんなダンサーに混ざって一緒に踊っているのが印象的です。聴いているだけで明るい気分にさせてくれます。
明るい曲調のShake It Offですが、歌詞には批判やゴシップなどに対して、これまで馬鹿にしてきた連中に笑って対処できるようになったという、テイラーのシニカルな気持ちが込められています。
2015年の第57回グラミー賞では、多くの賞にノミネートされました。

「This is What you came for」

Calvin Harris ft. Rihanna

人気DJカルヴィン・ハリスがリアーナとコラボしたダンス・チューン。じつはカルヴィンがテイラー・スウィフトと交際中に共作した楽曲でもあり、全米シングルチャートでは3位、全米年間シングルチャートでは17位を獲得しています。
表向きには成功を遂げた曲のように見えますが、実際はテイラーとの共作ということが知れ渡り、円満破局のカルヴィンとテイラーにヒビが入ったとか…。本来2人で制作したことをカルヴィンは公表しないつもりでいたからこそ、2人の関係が悪くなってしまったのかもしれません。
そんな裏話をよそに、同曲はストリーミング再生数なども含めて大ヒットしました。エレクトロな曲調がカルヴィンらしく、一度聴くとクセになるかも?

「Side to Side」

Ariana Grande

アリアナ・グランデと言えばニッキー・ミナージュとコラボすることが多く、この曲も正確なタイトルは「Side to Side ft. Nicki Minaj」です。
2016年にアルバム「Dangerous Woman」からシングルカットされ、レゲエ調とポップスが合わさったとてもノリノリな楽曲になっています。MVにはレオタードを着たセクシーな女性がたくさん登場し、メンズたちに絡みます。
過激な歌詞にも注目です。

「Way Back Home」

SHAUN feat. Conor Maynard

韓国のバンド、THE KOXX(ザ・カックス)」のメンバーであるショーンが、イギリスの歌手コナー・メイナードとコラボした楽曲です。切ないメロディーに、ショーンの甘く優しい歌声が乗り、心地良い気分にさせてくれます。
同曲は、コナー・メイナード以外にもMelodi ParkやDJ Pandakingなどいろんなアーティストがカバーしていることでも知られています。

「Don't Feel Like Crying」

Sigrid

ノルウェー出身の注目アーティストSigridは、2017年にノーベル賞授賞式でコンサートを行っており、BBC Sound of 2018を受賞しています。心がふわっと明るくなるようなとても聴きやすい楽曲で、2019年にリリースされました。
彼女にとって英語は第二言語で、音楽を通して英語を学んでいるそうです。
そんなところも、日本人にとってなじみやすいのかもしれません。

「bad guy」

Billie Eilish

「bad guy」は、日曜ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」の主題歌としても知られています。
洋楽に興味がない人でも一度は耳にしたことがあるでしょう。日本のみならず全世界でもっとも売れたシングルに認定され、2019年にリリースされてからもさまざまなシーンで流れています。
個性的なMVも印象に残ります。ビリー・アイリッシュは、当時最年少(18歳)で2020年のグラミー賞主要4部門を制覇したことでも話題になりました。

まとめ

今回紹介した楽曲は、今流行の曲や昔から愛されている楽曲まで、TVやお店で流れていることが多い曲ばかりなので、洋楽をよく知らない人でも一度は聴いたことがあるはずです。
洋楽初心者にも入りやすい曲ばかりなので、ぜひ一度聴いてみてください。

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Atsushi Yamada

Atsushi Yamada

写真家。ときどきディレクターもやってます。 ワーホリ渡豪、20代で出版社立ち上げてフリーに。 英会話は日常会話レベル。都内の自社スタジオに棲息。 ブログでは写真や文章、クリエイティブ全般について語ってます。

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