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プリンターを捨てるには?住む場所で異なる処分の方法について

2020年6月7日

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プリンターを捨てるには?住む場所で異なる処分の方法について

2020年6月7日

みなさんは「家電リサイクル法」をなんとなくご存知かと思います。でも実際に、いざ家電品を廃棄するとなると、どうやって廃棄すればいいのかわからず、悩んでしまいますよね。
今回は、プリンターの処分・廃棄方法についてまとめいきます。

プリンターの捨て方はおもに2通り

家庭で使うプリンターは、家電リサイクル法の家電品には該当しません。したがって、不燃ごみ(燃えないごみ)または粗大ごみとして廃棄することになります。自治体によって、取り扱いが異なるので注意が必要ですが、基本的には指定のごみ袋に入る大きさのものは地域の回収指定日に不燃ごみとして出すことができます。

このあたりの大きさに関しては住んでいる自治体によって異なるのですが、一辺の長さが「30cm」までというところが多いようです。

規定のサイズを超えるものは粗大ごみ扱いとなり、処理シールの購入などが必要となりますので自治体の指示に従ってください。
たとえば、「一辺の長さが30cmまで」という決まりがある自治台の場合、縦・横・高さのいずれかが30cm以上だと粗大ごみになります。

「粗大ごみ」で出す場合

お住いの地域によって少し違いもあるかと思いますが、基本的な粗大ごみの出し方を説明します。

まず、地域の自治体の担当課へ電話で粗大ごみ処分の予約をします。
ここでは、粗大ごみの収集日や排出場所などの打ち合わせをして金額が確定します。受付番号を交付されて、予約は終了です。

収集日までにコンビニで粗大ごみ処理シールを購入します。
処理シールに受付番号を記入し、排出当日の8時30分までに指定された排出場所に出して完了です。
他の粗大ごみを出したり、事前予約がなく受付番号を取得していない場合はルール違反ですので、注意が必要です。

「不燃ごみ」で出す場合

つぎに、不燃ごみで出す場合についてです。
不燃ごみとは、一般的にゴム製品、陶器、ガラスくず、プラスチック、金属くずなど燃やせないごみとなります。最近のプリンターは小型化していて粗大ごみの規定以下のものもたくさんあります。その場合、不燃ごみとして廃棄できます。粗大ごみの規定を確認することが大事です。一般的に指定の不燃ごみ袋に入る大きさのものは不燃ごみとして扱われます。不燃ごみの回収日は決められているので、気を付けましょう。

ごみとして処分する以外の方法

粗大ごみや不燃ごみとして処分・廃棄する以外にも、いくつかの方法があります。

リサイクル業者に買い取ってもらう

不用になったプリンターの中には、使用できるものもあるでしょう。
その際には、リサイクル回収業者で買い取ってもらうこともできます。買取価格がメーカーや機種の人気度合いに左右されたり、プリンターの状態が悪かったり、取扱説明書や付属品がなくなっている場合には、買取不可となり処分費を請求されることもあるので注意が必要です。
リサイクル業者に持ち込む前に綺麗にすることはもちろん、あらかじめ見積もりを取り、買取価格を確認しておくことをおすすめします。

インターネット上のフリマやオークションで売る

「プリンターの状態が良い」「人気機種である」といった場合は、リサイクル業者で買い取ってもらうより、フリーマーケットやオークションサイトで出品することをおすすめします。
需要もありますし、より高値で売買できる可能性があるためです。その際、実物を見て購入ができないため、落札者は細かい情報があると買いやすくなります。
複数の写真を準備したり、動作の具合や機能の説明などを記載する必要があります。

メーカーに回収を依頼する

メーカーによっては使わなくなったプリンターを回収するとを行っています。しかし、大半の場合、費用がかかります。処理費用は大きさなどにより異なりますが、リサイクル業者や粗大ごみでの処理費用と比べると割高になる傾向にあります。
メーカーへの予約が必要となり、粗大ごみで出す場合と同じような手間がかかる上、費用も発生するためあまりおすすめできません。

メーカーやショップの下取り買い替えサービスも

プリンターを買い替える際に、家電量販店やメーカーに下取りをしてもらう方法があります。
この場合、家電量販店やメーカーによって下取りの条件があったり、プリンターの下取りを行っている家電量販店は少ないので、確認をすることが大事です。
下取り買い替えをすることで廃棄するための費用を抑えることができ、購入時に入れ替えるため手間がかかりません。
また、ポイント還元サービスを受けられるなど、買い替え時に利用できる下取りキャンペーンもあるので活用しましょう。

プリンターを捨てる際に注意するポイント

データを消去する

最近では、メモリーやハードディスクを搭載したプリンターも増えています。
廃棄時に注意しておきたいのが、個人情報などのデータ漏洩です。電話帳など、プリンター内に残っているデータは完全に削除してから処分するようにしましょう。

USBメモリー・SDカード

意外と多いのが、USBメモリーやSDカードの取り忘れです。本体に挿したままで廃棄しないように注意しましょう。

書類の原本がないか確認

コピー機能が搭載されたプリンターや複合機の場合、大切な書類をガラス面に挟んだままで処分する、といったことがないように注意したいです。念のため、給紙トレイに用紙が残っていないかも確認が必要です。

インクカートリッジ・ドラム・トナー

家庭用のカートリッジや、オフィス用のドラム&トナーのインクカートリッジはプリンターと一緒に捨てることができません。家電量販店などに 設置されている回収ボックスを活用しましょう。

まとめ

これまで見てきたように、プリンターの処分・廃棄方法はいくつかの方法がありますが、おもに自治体の不燃ごみや粗大ごみとして処分されることが多いようです。
たとえ個人であっても、環境にできるだけ負担をかけない方法を考えたいもの。
プリンターの状態や住んでいる場所によって、最適な処分の仕方を選ぶようにしたいですね。

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Atsushi Yamada

Atsushi Yamada

写真家。ときどきディレクターもやってます。 ワーホリ渡豪、20代で出版社立ち上げてフリーに。 英会話は日常会話レベル。都内の自社スタジオに棲息。 ブログでは写真や文章、クリエイティブ全般について語ってます。

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