自宅やオフィス、出先でパソコンを使用するとき、端子(SDカード、USB、DVDドライブなど)部分がむき出しになっていて気になることはありませんか?
長期間使用せず、ホコリがたまると不具合や故障の原因になってしまいます。今回は費用がかからず、だれでも簡単にできる「パソコンのSDカード端子・DVDドライブやUSB端子を保護する方法」をお教えします。
意外と使わないSDカード端子やDVDドライブ
USB端子は時々、外付けのハードディスクドライブやメモリーカードなどを刺すことがあるかもしれませんが、意外とSDカード端子やDVDドライブ(DVDを読み込ませる細いスリットのこと。MacではCDとDVDの両方に対応した「スーパードライブ」が搭載された機種があります)を利用することは少ないもの。
一眼レフやミラーレスカメラで撮影する人は、SDカードを読み込ませることがあるかもしれませんが、使うとしても月に1〜2回以下、というケースも多いのではないでしょうか。
特にDVDドライブに関しては、最近はHuluなどのVOD(月額定額制=サブスクリプションの動画配信)サービスを利用することが増えており、「1年以上使っていない…」という人も少なくないはず。
ただ、仕事でDVDデータを支給されることもたまにあり「急ぎでDVDを送ります!」と言われた際には、問題なく使えるようにしておきたいものです。
ホコリは精密機器の大敵
ご存知の通り、ゴミやホコリはパソコン、カメラなどの精密機器に深刻なダメージを与えてしまうことがあります。
気がつけば、パソコンのファン部分にホコリが積もっていたり、ゴミが端子部分に張り付いていたり…という経験はだれにでもあるはず。
パソコンは安価なものではないので、できれば大切に扱いたいですよね。
取り急ぎすぐにできる簡単な対策方法があります。
マスキングテープを使って簡単に端子を保護できる!
使う道具はこれです。いわゆるマステ、マスキングテープですね。
いまでは100円ショップでも購入できるものもあります。
やり方は簡単。マステを端子部分に貼るだけです。
貼ったあとの写真はこちら。
マスキングテープの粘着力はそれほど強くないため、簡単に貼ってはがすことができます。耐久性もあまりないのですが、端子部分を清潔に保つことが目的ですので、気になるようでしたら時々貼り替えましょう。
マスキングテープを選ぶ際の注意点
特に注意点はないです。最近は厚みのないパソコンが多くなっているため、幅が広すぎると貼りにくいことが多いです。15〜20mm幅程度のものを選ぶといいでしょう。
Amazonでもいろんなデザインのものが購入できます。気分転換にデザインを変える意味でもおすすめ。
パソコンにステッカーを貼るとあとが残ってしまいますが、マステなら安心です。余ったら、フォトブックを作る際にも使えますね。
kerätä(ケラッタ) マスキングテープ30個セット 15mm幅 5m巻 持ち運びに便利な巻き巻きプレート3枚 オリジナルレシピ集付き
ガーリーな柄は苦手、という人はシンプルなデザインのものを選びましょう。
Yubbaex マスキングテープ モランディ 10mm幅 x 28巻
もちろん、写真撮影用のテープであるパーマセルを使うのもアリです。パーマセルは少しテープ自体に厚みがあるのであまりおすすめはしませんが、見た目はプロっぽくなります。
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また、ラップトップ(ノート型)の場合、閉じた時にテープの表面部分が液晶画面にくっついてしまうと液晶にダメージを与えてしまう可能性があるかもしれませんので、事前に確認してみてください。
こちらはデスクトップ型のスーパードライブ(CDとDVDの両方が使用できるドライブ)に貼ったときの写真です。
パソコンの場合、使用中に本体が加熱します。熱によってマスキングテープののりが溶けてしまう可能性もあるので、加熱する場所には貼らないようにしてください。
(当然ですがメーカーが推奨している保護方法ではないので、くれぐれも自己責任で)
まとめ
いかがでしょうか。今回は「パソコンのSDカード端子・DVDドライブやUSB端子を保護する方法」についてまとめてみました。
簡単にできるので、ぜひ試してみてください。