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プロのフォトグラファーがMacBook ProではなくAirを選んだ理由

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プロのフォトグラファーがMacBook ProではなくAirを選んだ理由

どーも、あつしです。ノートMacを仕事で使っています。
先日新しいMac Bookを買い直しましたが、Proではなく、初のAirにしました。今回は、これからスタートするフォトグラファーにAirをおすすめする理由をまとめていきます。

フォトグラファーにとってのMacb Bookとは?

大事な仕事ツールのひとつです。
特に、外でテザー撮影するときには欠かせないので、みんな最低1台は持っているかと思います。

テザー撮影とは
一眼レフカメラとMacをUSBケーブルでつなぎ、Adobe Lighroomというソフトを使って撮影しながら画面で撮った写真を確認する撮影方法のことです。

僕は自社スタジオを持ってから外での撮影が激減してしまったのと、撮影時の写真の確認では基本的にテザー撮影を利用しないので、このような使い方は少ないです。
また、LightroomやPremiere(動画ソフト)の編集を行う人もいると思いますが、僕の場合はほとんど27インチのiMacで作業しますので、ほとんどMacb Bookでは書く仕事オンリーですね。
大きい画面に慣れてしまうと、13インチでの編集作業はストレスがたまります...。

ノートMacを使用してきた歴史

まずは、歴代のノートMac使用歴です。

Power Book 1400C/133
初めて買ったMac。なんと当時50万円!バイトしてキャッシュで購入!

i Book(ホワイト)
Mac Book 2006–2012 (ホワイト)2台
Mac Book Pro(シルバーボディ)2台

かれこれ5台以上は使ってます。そのほかに、デスクトップも並行して使用してます。
現在はデスクトップ3台とノート1台持ちです。

僕にとってのノート型Macの使い方

おもに、ロケ撮影(自社スタジオ以外の、外部スタジオや屋外での撮影)時や、打ち合わせ、原稿を書くときに使っています。
カフェなどでメールを確認するときには欠かせないもので、1日のうちでもかなり長い時間使っていますね。
おそらく4~5時間ほど。
年に2~3回、地元熊本に帰るのですが(普段は東京在住)、その際には遠隔で作業したり、アシスタントに連絡をしたりできるので重宝しています。
また、英語学習用にNetflixを見るときや、英会話のオンラインレッスンを受けるときにも使用しています。

買い直した理由1:極端に遅くなった

Airの前にはMac Book Proを使っていたんですが、Lightroomなどで写真の編集作業をしていて、かなり重く感じるようになっていました。修理屋さんに相談したところ、HDDの寿命はヘビーユーザーだと2年ほど、長くて3~5年ぐらいだそうです。HDDが劣化するとスピードが遅くなります。

買い直した理由2:単純に壊れた

バッテリーが死んでしまって電源ケーブルをつねにつないでいないとすぐに電源が落ちてしまう状態になっていました。つまり、ノート型である意味がほぼない...。
節約家なのでそれでもがんばって使っていたのですが、時々画面が暗く落ちるようになってきました。
経験上、画面がつかなくなるのはマザーボードが死んでしまう状態なので、すぐに買い直すことにしました。

Airを選んだ理由1:空気のように軽い!

一番の理由がこれです。横から見ると、かなり薄いですね。
普段はグレゴリーのリュックで移動しています。リュックの中にはMac Bookをつねに入れているのですが、Mac Book Proは2kgほど。これがかなりの重量に感じるんですよね...。
現在はパソコンの軽量化とジム通いのおかげで解消されましたが、一時期は肩こりがひどくなり、大変でした。
さすがに「Air=空気」は盛りすぎですが、AirはMac Book Proより700gよりほど軽く、この差は大きいです。
購入前は何度もアップルストアやヨドバシカメラで重さを確認しました。

2018年時点のMac Bookラインナップ
Mac Book Air 1.35kg
13インチMac Book Pro 約2kg

Airを選んだ理由2:作業スペック

上でかるく触れた通り、ヘビーな編集作業はデスクトップで行うため、ノートに高パフォーマンスは求めていません。メールやWord(またはテキストエディット)、Excelでの作業が中心のため、サクサクと仕事ができています。
一眼レフで撮影したデータでも、ニコンのD850のような大容量データを扱わない限り、Mac Book Airのスペックでも特に問題はないのでは?と個人的には思います。もちろん余裕がある人はProでもいいですが、パソコン=消耗品としてつねに買い直すことを考えると、あまりお金を費やしても...というのが僕の意見です。

Airを選んだ理由3:CD-RやDVD-Rなどを使わなくなった

最近は写真も動画もファイル便でのデータ入稿がほとんどなので、CD-RやDVD-Rはほぼ使いませんね。それでも買い直す際には「やっぱりDVD-Rが使えた方がいいのかな...」と思って店頭に見に行きましたが、そのときにはすでにMac Book Proからスーパードライブ(CD-R、DVD-Rの読み書きが行える機能)がなくなっていました。
「え!ないの?」と衝撃でしたが、両方ともないのであればAirでいいか、と考えられるようになりました。

Airを選んだ理由4:価格

当たり前ですが、値段も重要ですね。
2020年時点の価格は、以下の通りです。

Mac Book Air 119,800円(税別)から
13インチMac Book Pro 139,800円(税別)から
16インチMac Book Pro 248,800円(税別)から

本当は10万円ぐらいで抑えたかったんですが、難しいですよね。
中古も検討したのですが、2~3万ほどしか値段が変わらなかったため、新品をヨドバシカメラで購入しました。(ポイントつきますし)

悩んだポイント1:USB端子の数

一番悩んだのはここです。僕が買ったAirは、左右にUSB端子がひとつずつ。それとSDカードのスロットがひとつだけ。以前のMac Bookよりも拡張性が低くなります。

電源側のUSB端子はこちら。

最近は外付ハードディスクやUSBメモリをつなぐくらいなのと、カメラで撮影したSDカードを読み込めればいいかな~と思い、大丈夫!と判断しました。
通常、仕事で使う際にはもう少し端子がないと厳しい場合も多いので、みなさん慎重に検討してください。

悩んだポイント2:見た目

ちっちゃいことなんですが、フォトグラファーとしてやっていく上では見た目も大事。

それなりにいい機材を使ってる、ということもクライアントに安心感を与える上では重要ではあります。自分自身の自信にもつながります。
ただ、最近は絶対にProを使ってないといけないというわけでもないし、見た目でアピールしても仕方ないと考えるようになったので(自信がついた?)、「Airでもいいや」ってなりました。

結論として

現在の僕にとってのノートMacの条件をまとめてみます。

・できるだけ軽い方がいい
(ときどきチャリで移動しますし)
・スペックはそこそこでOK
(メール&原稿書き作業、SDカードの写真データが読めれば問題なし)
・撮影にはほぼ使わない
(写真編集&レタッチはデスクトップで行うため)
・値段はなるべく安く抑えたい

結果的に、Airを選んで2年ほど使っています。特に問題はなく、満足しています。
ただし、もしノートMacを撮影でカメラとつないで使いたい、デスクトップは予算の都合上買えないという方はノートがメイン機になるため、Proを購入した方がいいかもしれません。
ただ、フォトグラファーとして活動していく場合、基本的にはデスクトップとノートMacの2台持ちが理想です。

デスクトップ、ノートMacはAppleの公式サイトで購入できます。

中古はソフマップ・ドットコムが断然おすすめ。何台も購入してます。

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Atsushi Yamada

Atsushi Yamada

写真家。ときどきディレクターもやってます。 ワーホリ渡豪、20代で出版社立ち上げてフリーに。 英会話は日常会話レベル。都内の自社スタジオに棲息。 ブログでは写真や文章、クリエイティブ全般について語ってます。

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