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ストロボ、フラッシュ、ライト、スピードライトの違いは?写真&動画撮影用の機材を解説

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ストロボ、フラッシュ、ライト、スピードライトの違いは?写真&動画撮影用の機材を解説

写真撮影をする際に、よく耳にする「ストロボ」「フラッシュ」という専門用語。フォトグラファーが使う機材の種類などを示しているのですが、はたしてどのような違いがあるのでしょうか。それぞれの用語の違いと、動画撮影で使う機材とどのような点が異なるかについてもあわせて解説してみます。

「閃光」と「定常光」の違い

まず、詳しくそれぞれの違いに入る前に、プロ用のライティング機材の種類は「閃光」タイプと、「定常光」タイプの2種類に分かれます。
「閃光」と「定常光」についての解説はまた別の記事で行うとして、今回はざっくりと説明します。

「閃光」

「一瞬だけピカッと光る光」のことです。
おもに写真撮影で使います。

「定常光」

「つねに光っている光」のことです。
おもに、動画撮影で使います。写真撮影で利用することもあります。
LEDライトなどを思い浮かべてください。

今回の用語解説は、そのほとんどが「閃光」に関するものです。
では、ひとつひとつ順番に見ていきましょう。

それぞれの用語解説

フラッシュとは?

語感でなんとなくわかると思うのですが、「閃光」のことを表しています。
また、具体的には「閃光を放つライティング機材」のことを指します。

ストロボとは?

「フラッシュ」とほとんど同じ意味なのですが、プロフォトグラファーが使用するような機材のことを指します。
じつはもともと「ストロボ」というのはフラッシュ機材を販売するある会社の名前でした。
いまはなくなってしまったのですが、そのストロボ社の名残りで、いまも写真用のフラッシュ機材全般を「ストロボ」と呼んでいます。

クリップオンストロボ(スピードライト=カメラの上につけるフラッシュ機材)
モノブロックストロボ(発光部=ヘッドと操作パネル一体型のプロ用フラッシュ機材)
ジェネレーター型ストロボ(大型のプロ用フラッシュ機材)

スピードライトとは?

「ストロボ」というのは、上で述べたように、もともとはある企業の名前でした。
そうした由来があるので、一部のメーカーでは自社のフラッシュ機材のことを「ストロボ」とは呼んでいません。
「スピードライト」は、カメラの上につける小型の「クリップオンストロボ(クリップオンフラッシュ)」のことを意味しています。

フラッシュライトとは?

ピカッと光り輝く「閃光」そのものの意味ですが、「閃光」を放つ機材のことを意味する言葉です。
フラッシュ機材、ストロボ機材という言葉と同じ意味になります。

ライトとは?

一般的な「照明」「灯り」などと同じで、光を発する機材のことです。
写真&動画撮影の業界では「閃光」と「定常光」の機材の両方を指します。一番幅広い意味を持っています。

まとめ

「ストロボ」とは、おもに写真撮影で使用するピカッと光る機材のことを指します。また、「フラッシュ」もストロボと同じ意味です。
ストロボ機材(フラッシュ機材)の中には「クリップオンストロボ」「モノブロックストロボ」「ジェネレーター型ストロボ」といった機材があり、それぞれの長所があります。
まずは基本的な用語を覚えて、少しずつ知識を深めていきましょう。

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Atsushi Yamada

Atsushi Yamada

写真家。ときどきディレクターもやってます。 ワーホリ渡豪、20代で出版社立ち上げてフリーに。 英会話は日常会話レベル。都内の自社スタジオに棲息。 ブログでは写真や文章、クリエイティブ全般について語ってます。

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